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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

たけのこ掘り

昨日は、飯塚が誇る?日本が誇る?長野ばあちゃんこと長野路代さまの竹林にて、たけのこ掘りをご指導いただきました!

 

◆野々実会
https://nonomikai-uchino.jimdofree.com/%E9%87%8E%E3%80%85%E5%AE%9F%E4%BC%9A%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8/

 

 

 

鍬使いを含め、御年93歳?とは思えない動きにビックリの連続!

 

 

先日、高菜漬けでもお世話になりましたが、同じ飯塚にこんなにも知恵をお持ちで、こんなにも惜しみなく伝授して下さる方がいるなんて、奇跡というか本当にありがたいことです。^^

 

みんなで掘ったたけのこは、

 

 

その場で次々に真っ二つにして皮をむいていきます。

 

 

私自身、記憶の限りでは初めてのたけのこ掘りということもあり、かなりのへっぴり腰ではありましたが、徐々に慣れてきてなんとかひとりで掘る&皮むきができるようにもなりました。^^

 

 

それにしても、竹は長年にわたり建築資材や生活用品、工芸品、竹炭などに利用されてきましたが、近年では安価な代替資材に取って変わられ、竹の消費量も減少。また、管理が行き届かない放置竹林も年々増加しており、生物多様性や里山の環境への影響も危惧されているといいます。

 

今では日本の竹林の多くが「荒廃竹林」「竹公害」と言われ、確かにお隣の竹林も放置されているかんじで鬱蒼としてましたが、昔から日本の暮らしに馴染み支えてくれていた、自然の循環の中にいたはずのものがすっかり邪魔な存在になってしまうというのも、なんだか申し訳ないというか悲しいものがありますね。

 

竹は地上植物の中でも成長力の早い循環性資源であり、活用方法や効能など知れば知るほど魅力的なかんじですから、本来の自然の循環に戻るためにも、たけのこを掘りを楽しみながら続けることも含め、可能性を探っていけたらと思います。

 

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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