先日、漢方屋さんに行った際に、驚きの話をお聴きしました。
その先生は、何人ものガン患者を治してきただけでなく、なんと犬を治したこともあるとか。
動物は嗅覚で危険を察知したり、敵味方を区別したり、異性を判別したり、食物を探したり、匂いを使って周囲の状況を把握し、仲間とコミュニケーションを取ったりするといわれてますが、
犬にとっても、漢方の香りは自然のものだからかお好みのようで、野生の感覚でいいものも分かるのかもしれませんね。
また、思わず「動物を診るのは無理・・・とか思わないんですか?!」と先生に質問してみると、「思わないよ。人も犬も動物だから。」と。
言われてみれば、私たち人間は進化の過程において言語を獲得し、視覚での情報取得にも優れているため、匂いでの情報収集やコミュニケーションをあまり必要としなくなったりもして、動物とは違う・・・などとどこかで思いがちでしたが、
自分の刷り込みと共に、人も動物であり、また自然の一部であるという、大切な大前提に気付かせて頂いた思いがします。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子