本日、7月12日から七十二候は「蓮始開(はすはじめてひらく)」に。
「蓮始開」とは、蓮がゆっくりと蕾をほどき花を咲かす頃で、この時期は暑くなり、夏らしさを感じるようになるとのこと。
関東などは猛暑が続いており、夏らしさを超えてむしろ過酷な夏というかんじがしますが・・・
そんな中、ちょうど「BA(場の道場)」にも蓮の花が!
・・・と思いきや、調べてみるとこちらは睡蓮でした。^^;
言われてみれば、蓮と睡蓮の違いって??? というかんじですが、その葉っぱを見るとどうやら見分けやすく、睡蓮の葉は切れ込みがあり、水面に広がりますが、蓮は切れ目がなく、水面より上に葉を広げる・・・ということだそうです。
泥水の中でも清楚で美しい花を咲かせる蓮の花。そんな気高く清らかな姿に、古代の人達は極楽浄土を見たといいます。仏教では慈悲の象徴とされており、そういえば、お釈迦さまの台座も蓮でしたね。
蓮の花の開花や見頃の時期は、その地方によっても違ってきますが、一般的な開花の時期は6〜9月頃までで、一番の見頃は7月中旬〜8月中旬頃までのようです。
また、蓮の花は、夜明けとともに水を弾いて優雅な花を咲かせますが、昼が過ぎるころには閉じてしまい、そうやって3日ほど繰り返し花を咲かせたあとは、力尽きたようにそのまま花を開くことなく散っていいくといいます。
蓮池は、全国に観光地として人気な場所も多くありそうですので、見頃の時期の午前中に、癒しを求めて神秘的な花を観に出かけてみるのもよさですね。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子