毎日暑い日が続いてますが・・・
日本では、古くから夏の暑さ対策として「打ち水」が行われてきました。現代でも、庭や軒先、ベランダ、コンクリートなどに水をかけることで、簡単に涼を得ることができます。
打ち水には「来客に対して場を清めるため」「土ぼこりが舞い上がるのを防ぐため」など、様々な目的がありますが、この時期は何と言っても「涼を得るため」が大きいですね。
朝夕に道路や庭先に水をまくと、気化熱によって地面の熱が大気中に逃げ、気温が1~2℃下がるといわれています。
また、暑いからといって、日差しが強い昼間に打ち水をするのは逆効果で、すぐに蒸発してしまうため、かえって蒸し暑さが増してしまうとか。(日中でも日陰であれば水が乾きにくいので効果は期待できるそうです。)
日が高くなる前の午前中や夕方日が沈んでからの時間帯に行うのがおすすめで、夕方に打ち水をすれば効果が持続するため、夜もいくぶん涼しく過ごせそうですね。
特に都心では、気候変動やヒートアイランド現象の対策にもなるので、暮らしの中に取り入れてみるのもよさそうです。
ちょうど明日8月1日は「打ち水の日」でもあるそうなので・・・
◆打ち水大作戦
https://uchimizu.jp/
楽しみながら少しでも暑さが和らぐといいですね。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子