「寒仕込み」と言われるように、お味噌も大寒に仕込むのがベストと言われてますので、今年もこの時期にお味噌をつくりました。
まずは大豆をよく洗って、18時間ほど水につけておくと・・・
水を吸収し大豆が2倍ほどに膨らんでます!
その後3時間ほど煮てザルにあげ、
ビニール袋に移して大豆をつぶし、
更に塩きり麹を均等になるように混ぜたら、
越前焼の味噌かめに移し平らにして、
上から和紙をかぶせ重石をして、約10か月の天然熟成を待ちます。
気付けば味噌づくりも今年で10年目になりますが、今年はいつもよりも大豆が固くて潰すのが大変でした。。。
ザルにあげたときに少し固い気がしたものの、3時間以上煮たので大丈夫かなと思い、そのまま進めてしまいましたが、思えば火が弱かったのか、いつも2つの鍋にわけていたのを大きな鍋1つで煮たため火のとおりが弱かったのか・・・。
慣れてきてろくに説明も読まずにつくれるようになり、諸々手際が良くなってきたものの、後になって説明文を読むと「大豆を固く煮るベカラズ」とあり、
改めて「時計ではなく大豆を見る」という大切な教えをいただきました。慣れてきたときこそ要注意ですね。^^;
でも、失敗したからこそ気付けること、注意できることがあることも同時に感じましたので、しっかりと次に繋げていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子