昔の人は月を見上げて農業を営んでいたそうで、満月の頃は種蒔き、挿し木、収穫、反対に新月の頃は、植え替え、剪定が適しているというように、月の満ち欠けのリズムに合わせて作物に関わるとよいとの情報を得ました。

･･･というのも、満月になると植物の樹液が枝や葉など上部に集まり、新月になると植物の樹液が根に集まるそうで、この現象は、太陽と月を地球から見た時に、新月は太陽と月とが同じ位置にあるため引力が合成されて強くなり水分が上に引き上げられ、満月は太陽と月とが反対方向にあるため引力が打ち消し合い、水分が下にとどまりやすくなる、という原理によって起こるとか。

理に適っている話で、面白いですね。^^

そんなわけで、新月だった昨日、庭の木の剪定を行ってみることに。

実は、和樂は移住する前の15年程空き家だったそうで、庭の木が鬱蒼としていて、場所によっては家が見えないくらいの状況でした。

古民家甦生の話も重なって、オーナーさんがたくさんの木を伐採してくれたものの、

◆美徳
https://www.caguya.co.jp/kurashi/31811.html

さすがに高すぎる木などまだそのままのものもあるのですが、今、手が届く範囲のものは、同じ顛末にならなういように･･･という気持ちもあり、まずは気になっていた柿の木から。

高くなりすぎないよう、上の部分を剪定しました。

また、木だけでなく、蔓がいたるところですごいことになっていたので、そちらにも着手。

こちらも移住前からある高いところのものはどうにもできませんが、できる範囲で取り除いていきます。

そんなかんじで庭を回っていると、枯れ木と思われていた木から梅の花を発見！

「これ梅の木だったんだー」と嬉しさと共に、そのお花のかわいらしさにホッコリ。^^

更にはだいぶしなって、柑橘の木に倒れかけている竹があったので、

そちらも根元から伐採していきます。

結局、剪定よりも蔓を取り除く方が大変で、まだまだきれいになるには先は長そうですが･･･

それでも、手を入れることで庭も少しスッキリし、心はだいぶスッキリしました！^^

草や虫が盛り上がってくる前のこの時期がチャンスかも？！という感覚がありますので、長期計画で、月のチカラもお借りしながら「前年より美しく」という気持ちで、コツコツお手入れできたらと思います。

かぐやかコーディネーター

宮前　奈々子