昨日の続きです。
◆緋毛氈
https://www.caguya.co.jp/kurashi/52572.html
ひな壇に緋毛氈をかけたら、いよいよ人形たちを飾っていきます。
人形だけでなく、人形たちの持ち物だったり
お道具だったり、
細々とたくさんあって、思ったよりも時間がかかりましたが、無事に全て飾ることができました!
勢ぞろいすると、華やかで雅ですねー。^^
ひな人形のルーツは身代り信仰でもあり、古代より人形(ひとがた)が人間の身代わりに厄を引き受けてくれると考えられてきたこともありますから、そういう意味では、このひな人形たちにも長いこと守ってもらってありがたいことです。
また、人形たちと一緒に箱には初節句のお祝いの記念に名入りの木札も入っていて、こちらオルゴールになっており、ネジを回すと「うれしいひなまつり」のメロディーが!
オルゴール独特の切なさがありつつも、うっすらと子どもの時の記憶が甦ってくるようでもありました。
こちらのひな人形は、2020年の春に母が「久しぶりに」と実家で飾ってくれており、「今度一緒に飾りたいね」などと話していたのですが、それから3か月半で母は他界し、叶わぬ夢となったわけで・・・
◆ひな人形を飾る
https://www.caguya.co.jp/kurashi/27174.html
今回はそれ以来4年ぶり。私自身は子どもの頃はほぼ両親に飾ってもらってたと思われるので、こちらのひな人形を自分で飾るのは初めてのこと。
オルゴールの音色と共に、そんな母とのやりとりを思い出したり、初節句はもちろん、その後も年を重ね大人になってもいつも私の幸せを願ってくれていたことを思い出したりして、感謝と共に「相変わらず嫁には行ってないけど幸せだから安心してね!」と大きな声で伝えたい気分に。^^
そんなわけで、父が思いつきでひな人形を送ってくれたおかげで、思い出と共に、両親や祖父母に思いを馳せ繋がれた感覚もあり・・・
◆思い出のひな祭り
https://www.caguya.co.jp/kurashi/27102.html
これからはむしろ、感謝を伝えたりお礼の気持ちから、毎年飾りたいなぁとも思っています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子