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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

福茶

二十四節気の1番目である「立春」も本日最終日。

 

今日いらっしゃったお客様にもですが、この立春の期間にはよくお出ししていたのが福茶。

 

 

福茶については、ちょうど社長もブログで触れてましたが、

 

◆真心と至誠
https://www.caguya.com/kannagara/?p=19730

 

節分の豆を炒った福豆と、昆布に自分たちで漬けた梅干でつくったお茶。

 

1年の邪気が祓えるという縁起ものですが、それだけでなく、炒った豆の香ばしい香りと梅の香りが相まったり、独特のうまみもあったりとおいしくて、珍しさもあってか皆様、驚かれたり喜ばれたりしています。^^

 

色々調べてみると、福茶は地域によって、作り方も飲み方も異なっている場合も少なくなく、また同じ地域でもそれぞれの家庭によって独自の作り方で飲まれている場合もあるようですが、邪気も祓えておいしくて季節を感じられるというのはありがたいですね。^^

 

二十四節気は、明日から2番目の「雨水(うすい)」に入ります。

 

雨水とは、雪が雨へと変わって降り注ぎ、降り積もった雪や氷もとけて水になる頃という意味。実際にはまだ雪深い地域もありますが、厳しい寒さが和らぎ暖かな雨が降ることで、雪解けが始まり、凍っていた大地がゆるんで目覚め、草木が芽生える時期に。雨水になると雪解け水で土が潤い始めるため、農耕の準備を始める目安とされていたようです。

 

まだまだ風邪なども流行ってますが、季節は着々と進んでいますから、その時その時で、季節を感じられる暮らし、味わい方を取り入れながら、心身健やかに生きていけたらいいですね。^^

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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