今日は月に1度の室礼のお稽古がありました。
今回のテーマはひな祭り。
先日、ひな人形を飾った際に、飾る場所について迷いがあったので、先生に質問してみたところ、「天子南面す」という言葉を教えて下さいました。
こちらは中国古来の考えが由来のようですが、「天子様は南を向くということです。自分たちの生活の仕方にちょっと合わなくてもこれは基本で、私たち人間がこのひな壇の方に合わせて所作を考える。お部屋の中の1番の位の高いところをまず決めることです。」とのこと。
恥ずかしながら、自分自身は「どこに飾るとひな人形がよく見えるかな?」という感覚しかありませんでした・・・^^;
改めて、人間都合だったり、自分中心の見方に注意が必要なことを学ばせていただきました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子