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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

ひな人形を仕舞う

先月から飾っていたひな人形。

 

◆ひな人形を飾る
https://www.caguya.co.jp/kurashi/52582.html

 

先週末、天気もよかったので仕舞いました。

 

ちょうど、藤堂さんとのzoom会の際に、二宮尊徳の「茶碗の徳に報いる」話を聴かせていただき「仕舞うことは振り返り」という話もあったので、

 

◆徳に報いる
https://www.caguya.co.jp/manabi/26229.html

 

今回仕舞う際には、そのあたりも意識して行ってみることに。

 

飾る時に、装飾がとれていたり、ちょっと壊れ気味だったり気になるものがいくつかあったので、それらをなおしてから仕舞いました。

 

 

 

 

 

また、前回母が仕舞った際に、ぼんぼりの電球などティッシュできちんとくるまれていたので、(私だったらそのままビニール袋に入れる感覚でした・・・)、それをマネして仕舞いました。

 

 

 

 

他にも、飾る時に帽子や持ち物など身につけるのが大変だったので「今度仕舞う時は、帽子とかそのままかぶったままでよいのでは・・・」などと頭をよぎったものでしたが、「報徳」となるとその違和感に気付きます・・・^^;

 

そんなわけで、「またお互い来年も元氣に会いましょうね」などと「来年のことを思って」という気持ちも勿論ありましたが、振り返りながら報徳の気持ちで仕舞ってみると、やっぱり大切な時間、豊かな時間を過ごさせてもらったこと、今年も役割を務めてくれたことへの感謝も自然と湧いてきて、仕舞う時間も豊かになり、自然と丁寧に優しく仕舞うことができることも実感。

 

カグヤは、長年かけて振り返りの文化が定着していますが、この報徳の感覚も大事にできたらと思います。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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