七十二候では昨日から「菜虫化蝶(なむしちょうになる)」に。
じっと寒さをこらえて厳しい冬を越したさなぎが羽化し、美しい蝶へと生まれ変わる頃ということで、春のやわらかな光を全身に受けて、ひらひらと春の野を自由に舞い始めます。
ここで言う「菜虫」は、アブラナや大根などの葉につく青虫のことで、モンシロチョウの幼虫などが代表的。
「和樂(わら)」では、菜虫は見当たりませんが、てんとう虫がこの春、初登場!
初見日とでも言うのでしょうか。
これからあたたかくなるにつれ、草花も鳥も虫も、命が光り輝く季節がやってきます。
菜虫も成虫してますから、私たち人間も自然に合わせ、春の訪れに希望を感じ、1日1日を大切に過ごし命を輝かせていけたらいいですね。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子