今日は実家に八十八夜新茶が届きました。
毎年この時期に静岡にいる父の友人が送って下さるので、GWに帰省中の私も一緒に楽しめることができます。^^
早速、いつもよりどことなく丁寧にいれつつ・・・いただきました!
さすがは新茶。いい香りと味わいです。^^
ちなみに、八十八夜とは「立春」から数えて88日目にあたる日で「夏も近づく八十八夜~♪」の歌のとおり、ちょうど新茶が出回る季節。調べてみると、今年は昨日がその日だったようです。
農業に従事する人びとが多かった昔の日本社会では、ちょうどこの頃は、茶摘みだけでなく種まきや田植えの準備など、春の農作業を行う時期にあたっていたため、大事な目安となっていたとか。
また、八十八夜のすぐ後には「立夏」がやってきて、八十八は末広がりの縁起のいい数字でもあるため、農作業の目安だけではなく、夏じたくを始める吉日として親しまれてきたそうです。
この頃に摘まれた新茶は、滋養を多く蓄えて、味も香りも一段と優れ、古来より延命長寿の縁起茶としても珍重されてきたそうですから、お店に行けばペットボトルのお茶がズラリと並ぶ時代ではありますが、せっかくなのでこの時期は、ぜひ急須でいれた新茶をゆったりおいしく味わってみるのもよいかと思います。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子