今日は端午の節供。
先日の室礼のお稽古でも「端午の節供」がテーマでした。
今回活けた小麦や矢車菊、サツキは実家の畑から。^^
こちらの矢車菊は、端午の節供が近づくと花を開き、その形がこいのぼりの先端につける矢車に似ていることに由来するとも。
ちなみに、こいのぼりの矢車には、「神様を呼ぶ」「幸運を射止める」「魔除け」などの意味があり、風を受けて鳴るカラカラという音は神様に「ここに子どもがいます」とお知らせするものだといいます。
そして、「和樂」でも室礼を。
故事では「竜門の急流な滝を登りきった鯉は龍になる」といわれており、その立身出世の象徴でもある鯉が五匹描かれた「五鯉躍」の掛軸は、「ご利益」と通じています。
そして、カグヤ創業時に顧問弁護士の方に頂いたという縁起物の兜と一緒に、柏餅、ちまきを盛りました。
子どもたちはもちろん、かつて子どもだった私たちも災いから守っていただき、健やかに幸せな日々が送れますように。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子