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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

楽健寺酵母の魅力

昨日に続き、米粉でのパン作りについてです。

 

◆楽健寺酵母で米粉パン
https://www.caguya.co.jp/kurashi/54130.html

 

昨日は実際に、パン屋さんから米粉でのパンづくりをご指導いただきました。

 

 

 

 

 

小麦粉と違って米粉でパンをつくるのはなかなか難しいと感じてますが、シンプルな食パンは特に、小麦粉の食パンと比べてしまい、どこか食感に違和感がある中で、前日に焼いた楽健寺酵母でつくった食パンも食べていただくと、「これおいしいですねぇ」という感想が。

 

 

酵母をいただいてからもう12年経つことや、どんなえさを食べているかなど、色々とお伝えすると、「こういう風に長く生きている天然酵母にはアミノ酸が高く含まれているんですよ」とも教えてくれました。

 

実際に2日目のパンでしたが食べてみても硬くなっておらず味わい深さもそのままで、

 

調べてみると、天然酵母で作ったパンは生地の保水性(水分を溜めておく力)が高く、日にちが経っても乾燥せず味が劣化しにくかったりするという情報もあり納得。(種類によっても違うかと思いますが・・・^^;)

 

好みの問題もあるかと思いますが、天然酵母を使うと発酵する過程で果物や穀物が持つ香りや味わいがパンにプラスされるので、少し酸味や果実味のあるパンが好きだなぁという人は、天然酵母パンが合うかもしれませんね。

 

そういう意味では、発酵力が安定したドライイーストに比べると、天然酵母は不安定ではありますが、それがむしろ自然であり、パンの個性を高めてくれる存在であることを感じました。

 

改めて、その魅力を実感するからこそ、手ごねパンなどにも色々挑戦しつつ、大事に育て大事につくり大事にいただきたいと思います。^^

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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