毎日暑いですね。こちら九州北部の梅雨明けも近そうな気がします。
そんな様子で季節は着実に進み、昨日から土用に入りました。
ちなみに夏土用の期間は、二十四節気の「立秋」直前のおよそ18日間になり、今年は7月19日(金)~8月6日(火)にあたるそうです。
土用といえば、夏の暑い時期に、うなぎを食べることを思い浮かべる人も多いかと思いますが、今年は「土用の丑の日」が7月24日(水)と8月5日(月)と2回あります!
夏土用の丑の日は、うしにちなんで「う」のつく食べ物や、黒いものを食べるとよいとされており、うなぎだけでなく、うどん、梅干し、瓜(きゅうり・すいか・かぼちゃなど)、土用しじみ、土用卵、土用餅など・・・色々あるようです。
また、食べ物の他にも、梅雨で湿った衣類、書物、調度品などを風にあてて陰干しする「土用の虫干し」や、
土用の丑の日に桃の葉などの薬草を入れたお風呂に入ることで、疲労回復と無病息災に通じる「丑湯」の風習があるそうで・・・
いずれも蒸し暑い日本の夏を乗り切るための、先人の智慧といえますね。^^
土用とは、古くから季節の変わり目を知らせる大切な目印となっており、次の季節ヘの準備期間にするために考えられたものと言われてますので、楽しみながら先人の智慧を取り入れさせてもらい、次に迎える季節の準備をしながら元氣に過ごせるといいですね。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子