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土用の二の丑

今日は土用の丑の日。

 

「あれ?先月もあったよね?」というかんじですが、今年は土用期間中に2回、丑の日があるということで、「土用の丑が2回もあるなんて今年は特別?」と思いきや、実はよくあることのようです。

 

というのも、昔の暦(カレンダー)では毎日に順番に十二支を当てはめて考えていたので、「子(ね)」の翌日は「丑(うし)」、その翌日は「寅(とら)」…という具合に、12日で一巡することになり、夏の土用期間というのは毎年だいたい18~19日間くらいありますから、同じ十二支が2回登場する確率はかなり高いというわけですね。

 

ちなみに、2回ある年は、先に来る「丑の日」を「一の丑」、あとに来る方を「二の丑」と呼ぶそうで、今日は「土用の二の丑」にあたります。

 

「土用の丑」には、「丑の日」にちなみ、「う」のつくものを食べて精をつけ、無病息災を祈願する風習がありますが、うなぎはその代表ですね。

 

他にも、梅干し、うどん、瓜(きゅうり、すいか、かぼちゃ、とうがん、ゴーヤなど・・・)など「う」の付くものは色々ありそうですから、せっかくの機会に取り入れてみて、おいしく楽しくこの暑い夏を乗り切りたいですね!

 

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子