台風が近づいているということで、大きな被害がないことを祈るばかりですが・・・
今日は「和樂」でもコンパネをはったり、ものをしまったり、まとめて重石を置いたり、台風対策を。
思えば、「和樂」に移住してかれこれもう3年。
◆環境が育てる
https://www.caguya.co.jp/kurashi/37132.html
当初はそれまでの都会暮らしとは全く違う環境が衝撃的すぎて、自然の美しさに感動しながらも、想定をはるかに超える日々の連続に、身も心も慣れず、弱気になることも多々ありました。
※ちなみに、この3年の衝撃No.1は「アライグマの再来」です。^^;
◆縄張り争い?!
https://www.caguya.co.jp/kurashi/47151.html
今では、昨日も軒下に蜂の巣をつくられそうになっていたりと、相変わらず刺激的な日々ではあるものの、
春夏の虫や草の勢いや、梅雨時期のカビ発生、秋の銀杏爆弾に、冬の極寒生活、そして台風や雷、大雨など自然の猛威も、どこかで「自然なこと」「ある方があたりまえ」という価値観が身に着いて、ある意味での心構えや対策ができるようにもなったり、
人に対しても自然に対しても、心地よい関係であれるよう距離感を意識するようになったりと、
◆適した距離感
https://www.caguya.co.jp/kokoro/43914.html
おかげさまで色々と経験し慣れてきたこともあって、3年前のような神経衰弱的な心細さや不安はなくなり、周りの人の助けを借りながら、なるべく自然に合わせて自分自身が柔軟に対応しつつ、だいぶ逞しくなってうまいこと暮らせるようにもなりました。
そして何より、豊かな自然に囲まれ、季節の巡りを実感できるこの環境、自分自身も自然の一部であることを実感しやすいこの暮らしのありがたさを感じながら、純粋に楽しめるようになってきたように思います。
思い返すと、移住して1、2か月は、自分が思っている以上に情緒不安定だったのか色々と問題も起きましたが、そのおかげで覚悟が決まったところも。
◆問題は立ち戻る機会
https://www.caguya.co.jp/kokoro/37298.html
そして、そんな大変だった時ほど、近くから遠くからと助けてくれた人、見守ってくれていた人の存在がとても大きく、「人はひとりでは生きていけない」と改めて気付く機会にもなりました。
また、石の上にも3年、住めば都とは言ったもので、最初はどこか落ち着かない家だったのが、試行錯誤しているうちに、いつの間にか今ではホッと安心できる家へと変わっていることに気付きます。
自然の恩恵と脅威の両面を肌で知り、大きな繋がりの中で存在していることを自覚する日々ですが、引き続き、子どもたちに循環型の美しい暮らしを繋いでいくためにも、自然と調和する生き方、働き方を探求していけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子