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農・植物・発酵

自然の智慧を学ぶ

時代と共に現代にリノベーションされた築120年の古民家。先人の知恵と暮らしを取り戻すための再生。日々その姿を変えてゆく中に生まれゆく温もりとゆとりに、古より受け継がれてきた智慧を感じてください。

暮らし

イチジク

週末、「BA(場の道場)」でのシンポジウムに参加して下さった方が、「庭で採れたイチジクをどうぞ」とお土産に持ってきてくださいました!

 

 

「皮ごと食べられますよ」と教えてもらい、実際にいただいてみたところ、皮も気にならずパクッとおいしくいただきました!^^

 

実は、関東に住んでいる時はそんなに馴染みもなく、積極的に食べることも買うこともしてませんでしたが、こちら福岡はいちじくの産地ということもあり、道の駅やスーパーでよく目にしたり、こんな風にいただくこともよくあったりして、大好きな果物のひとつになりました。

 

そんなイチジクについて調べてみると・・・

 

アラビア南部が原産地で「不老不死の果物」と言われるほど栄養が豊富で古くから愛されていたようで、生から加工品まで食べ方も様々。

 

健康や美容にも効果が高いそうですから、愛されてきた理由がわかります。

 

また、イチジクの皮をむく方も多いかと思いますが(私もそうでした)、イチジクの皮と実の間には栄養がたっぷり詰まっているそうで、皮をむくのはもったいないみたいです。^^;

 

旬は8月から10月あたりで、漢字で「無花果」と書くのですがこれには理由があり、実は食べているいちじくは実ではなくなんと「花」だそうです!実のように見える部分は、花軸が肥大化したもので、切った時に見える粒が花の部分なのだとか・・・衝撃ですね。

 

また、イチジクができるにはイチジクコバチの存在が必要不可欠だと言います。

 

◆共生共死
https://www.caguya.co.jp/farmblog/other/p2253

 

更には、食べるだけでなく葉の部分は薬用などにも使われているといいますから、すごいですね!

 

そんなわけで、今回イチジクを下さった方にお礼と共に「私も庭でイチジクを育ててみようと思う」とお伝えしたところ、「挿し木できるようであれば、今度お持ちしますね!」と。

 

苗木を買うつもりで、挿し木のことは頭になかったので、そんな繋がりの中でもし挿し木から育てることができるなら、ますます楽しみ&豊かだなぁと心が躍ると共に、いつも分けたり与えたりを大切にされているその方の生き方を尊敬するからこそ、自分自身も見習って、幸せの輪を広げていきたいなぁと思います。^^

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子


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