こちら福岡でも一昨日あたりから気温がグッと下がってきて、寒暖差が激しいかんじですが・・・
七十二候では、本日より秋分の末候「水始涸 (みずはじめてかるる」に入り、田んぼの水を抜き、稲穂の刈り入れを始める頃となりました。
井戸の水が枯れ始める頃との説もありますが、稲穂が実りの時を迎えるこの時季は、畦の水口を切って田を乾かし、稲刈りに備える時季でもあるそうです。
我が家の目の前にある田んぼを見ても、そろそろ収穫の時も近そうです。
「令和の米騒動」が騒がれる中で、お米の存在、収穫のありがたさが増すもので、手に入りにくくなってからありがたさを知るというのもありがちというかちょっと微妙な気持ちにもなりますが・・・
昔から日本人が主食とし、自分たちを長年支え育ててきてくれたある意味ルーツとも言えるお米は、やっぱり特別な存在だと感じます。
このお米不足の要因は、短期的に見ても長期的に見ても、色々と言われてますし考えられるものですが、まずはこの奇跡のような自然の働き、農家さんの働きへの感謝と共に、
農家さんの問題、政府の責任・・・ということではなく、しっかりと自分事として考えていくこと、行動していくことが求められている機会なのかもしれませんね。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子