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行事

日本古来の行事から学ぶ

年中行事や室礼、祭りを通して、日本古来の信仰心を取り戻したり、季節の巡りに寄り添った暮らしを味わい自然に感謝しながら、本来の行事のあり方を見直しています。

暮らし

十三夜祭 ~2024年~

昨日はお天気が心配でしたが、

 

◆十三夜
https://www.caguya.co.jp/kurashi/56267.html

 

おかげさまで、夜には雲の合間からお月様を眺めることもでき、無事に「十三夜祭」を行うことができました。

 

 

満月寸前の少し欠けているお月様もまた美しく、その不完全なかんじにかえって味わい深さを感じますね。

 

十三夜は別名「栗名月」、「豆名月」とも呼ばれてますので、栗や豆をお供えし、

 

 

また、今回はお団子がなかったのですが、手土産に栗まんじゅうを持ってきて下さった方がいたので、そちらを13個積んでお供えしました。^^

 

 

他にも、参加者が3名1組になり、テーマを設けて収穫物を三方にお供えし、

 

 

盛り物と共にテーマなど発表し合い、

 

 

そちらもお月様へお供えを。

 

 

食事の方は、栗豆ごはん、じゃこ豆ごはん、きのこ汁に秋刀魚など・・・秋の恵みに感謝し、皆さんと一緒においしくいただきました。^^

 

 

 

 

 

 

食事中には、十五夜祭と同様に参加者の「ついてる話」についても聴く機会がありましたが、「最近忙しくしていたけど、こんな風に立ち戻れる場所があって自分はついてる!」「この場があるから、日頃色々挑戦できる」「今日、こうしてこの場に来れてついてる!」など、共感する話も多く、改めてご縁に感謝する時間にも。^^

 

 

そして食事の後には皿洗いなど片付けを行ってから、例大祭などでも奉納して下さった即興ピアニストの今井てつ様の演奏による奉納を。

 

 

その音色と共に、皆でお月様を見上げ、どこか異次元の世界に行ったかのような感覚にも。

 

 

そしてラストは、「徳積堂」に移動して、今回もライブを皆で楽しみました。^^

 

 

思いがけず、途中から今井様もピアニカで飛び入り参加!(邪魔しないように…と、陰ながらでしたが、一瞬で場に一体感が生まれるほどの影響力!)

 

 

おかげさまで、皆さんと共に秋の夜長を満喫し、多幸感溢れる時間になりました。^^

 

十三夜は日本独自の文化として、古くから人々に親しまれていますが、秋の収獲に感謝し、自然の恵みを再確認したり、皆で喜び合ったりする機会として、これからも十三夜のお月見を大切にし、十五夜の行事と共に子ども達に伝承していけたらと改めて実感しています。

 

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子


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