ただいま七十二候は「蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)」ということで、戸口で秋の虫が鳴き始める頃にあたります。
「キリギリス」とありますが、昔は「蟋蟀 (コオロギ)」のことをキリギリスと呼び、秋に鳴く虫の総称でもあったといいます。
そんな中で、今日はまさかのムカデが出入口に!
この夏はムカデを目にしないまま秋を迎えたので、ちょっとご機嫌というか安心し、すっかり油断してましたが、やっぱりいるものですね。。。
蟋蟀ならぬ「百足在戸」(むかでとにあり)に、風情を感じるどころか意気消沈気味ですが・・・
見た目のこわいかんじもあるので好きにはなれなくても、人と自然の共生、調和する社会を目指しているからこそ、
ムカデが自然の分解者であり、自然のバランスを保つ助けをしてくれている存在であることはちゃんと理解して、
自らの暮らしを通して自然を敬う心を磨いていきながら、何かいい共存方法を見つけられないかを学んでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子