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山茶花梅雨

最近、こちら福岡の飯塚では雨続きです。

 

この秋と冬の間、おもに11月下旬から12月上旬にかけての連続した降雨のことを「山茶花梅雨(さざんかづゆ)」と呼ぶそうで、山茶花の花が咲く頃にあたることから使われ始めたようです。

 

ちょうど、和樂の庭では白い山茶花が美しく咲いており、まさにです。^^

 

 

こちらの山茶花、冬のイメージで寒さに強いのかと思っていましたが、実は南方育ちの植物で、本来寒さに弱く、寒気によって枯れてしまうことがあるとか。

 

そんな山茶花が、冷たい雨や寒さやに凛と立ち向かい、困難に耐えているようにも見えてきて、より美しさが増して見えてくるから不思議です。

 

ちなみに秋と冬の間に降る雨 は「山茶花梅雨」ですが、冬と春の間に降る雨を「 菜種梅雨(なたねづゆ)」と呼んだり、春と夏の間に降る雨「梅雨」、夏と秋の間に降る雨 を「秋雨」、「 秋霖(しゅうりん)」などと呼んだりして・・・

 

日本は四季がはっきりと分かれていますが、それぞれの季節の変わり目にあるのが長雨・梅雨のようですね。

 

雨が続くと、ちょっと憂鬱になりがちですが、季節の変わり目も教えてくれるものとも捉え、防寒対策含め上手に暮らしに取り入れつつ、山茶花のように美しく過ごしていきたいものです。

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子