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手をかける

二十四節気の1番目である「立春」も本日最終日。明日からは2番目の「雨水(うすい)」に入りますね。

 

先日の「例大祭」をはじめ、この立春の期間によくお出ししていたのが福茶。

 

 

福茶は節分の豆を炒った福豆と、昆布、梅干にお湯をさしたもので、1年の邪気が祓えるという縁起ものですが、それだけでなく、炒った豆の香ばしい香りと梅の香りが相まって独特の旨味もあり、おいしいだけでなく珍しさもあってか、皆様に驚かれたり喜ばれたりしています。^^

 

 

また、先週来られたお客さまにはウェルカム福茶と一緒に、ウェルカムスイーツとして「干し柿」も。

 

 

こちらは秋に「和樂」で採れた柿でつくった干し柿に、

 

和樂の干し柿 | 株式会社カグヤ

 

近くの牧場の方が下さったチーズ(自然に自生した牧草を食べて大切に育てられ牛の牛乳でつくられたもの)をのせて、

 

私たちが心をこめてつくった高菜漬けを乾燥させて粉末にした「鷹菜スパイス」をかけた一期一会のスイーツです。^^

 

 

それにしても、こんな風に手をかけ命が繋がっていくものが身のまわりにあるというのは、喜びと安心感も大きく、日々の暮らしの豊かさにも繋がっていったり、命を感じる機会が増えていったりと、とてもありがたいことだ改めて感じます。

 

考えてみると、今の食べ物は工場で作られている工業製品のような「食品」が圧倒的に多く、人の身体をつくり命を繋げていくものとは言い難いのかもしれませんね。

 

何でもかんでもとは難しいですが、命を繋いでいけるよう少しずつでもできる範囲で手をかけていくことを大切にできたらと思います。^^

 

かぐやかコーディネーター

宮前 奈々子