今日から二十四節気では「雨水(うすい)」に入りました。
厳しい寒さが和らいで、雪が雨に変わる時期ということで、雪解け水が大地を潤し、草木が芽生えることから、農耕の準備を始める目安ともされているようです。
また、この時期には上巳の節供(ひな祭り、桃の節供)があり、春一番が吹きやすいのもこの頃ですが、突如大雪が降ることもあり、明日も「寒波のピークが!」などと言われているように、本格的な春の訪れにはまだ遠く・・・実際には三寒四温を繰り返しながら春に向かっていきますね。
そして徐々に寒さが緩み、植物の活動再開に合わせて少しずつ動物達も活発になっていき、生命が躍動を始める頃ですから、自然のリズムに照らしてみれば、まさに私たちも新しい物事をスタートさせるのに絶好の時期!
まだまだ寒さが残っていた「立春」に比べれば、「雨水」は体感的にも春の訪れを感じることが増えてきますから、そんな自然の変化を楽しみつつ、新たなことを始めたり、行事や新生活の準備をしたりと、体調に気を付けてながら本格的な春の訪れを待つのもいいですね。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子