今日から3月ということで、もうすぐひな祭り、桃の節供ですね。
先週、幼なじみとひな人形を飾りましたが、
その他にも「和樂」ではチビッコひな人形を飾ったり、
床の間ではひな祭りをテーマに室礼を。
今年も人形(ひとがた)に体の穢れを移して海や川に流す、ひな祭りの由来ともなる「流し雛」をテーマとし、息災を祈ります。
日本文化は稲作文化と結びつきが強く、それを象徴するお米(炒り米やひなあられ)や貝で川の流れを表していくために、まずは川の流れをつくっていくためのお米を炒ります。
そちらの川に紅白の紙雛や、飾り蛤、金柑を。
金柑は別名「姫橘(ヒメタチバナ)」ということで、雛壇の「左近の桜、右近の橘」の言葉から橘の見立てとし、
五色の結び紐を掛け、ひな祭りには欠かせない桃の花を一緒に。
桃には昔から邪気を祓う力があるとされています。
そして結び紐は、三月三日にちなんで、また「三」は陽数でおめでたい数字とされてますので、結び目は三つに。
こちら今日は気温が20度くらいまであがって、急に春を感じましたが、この季節の変わり目は体調も崩しやすいものですから、ひな祭りには厄除けを意識して過ごしてみるのもよさそうですね。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子