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育つべくして育つのかも?!

連休の間に、クルー皆で萩にある松陰神社へお参りしてきました。

 

 

神社を参拝し、松下村塾を見学し、
歴史博物館で学ぶ中で感じる疑問がありました。

なぜ、こんなにも山口県からは様々な偉人が生まれたのだろうかという疑問です。

 

 

すごい人がその時代に多かったから、多く生まれたからなのでしょうか。

それとも、何か他に理由があるのではないかと思い、調べてみると、
幕末時の長州の寺小屋や私塾の数がとても多いことが分かりました。

当時有力な藩と比較しても圧倒的な数字です。

江戸時代の庶民教育機関「寺子屋」の数
会津  281
長州 1304
薩摩   19

「私塾」寺子屋より高度な学問を教えていた
会津  19
長州 106
薩摩   1

そして、そこで教えている先生方にも違いがあり
教師は武士が多かったそうです。

(全国平均26%に対し、長州藩は44%)

当時財政が立ち行かなくなった長州はいち早く武士のリストラを行い、
次世代育成の要として活躍してもらっていたそうです。

確証はありませんが、その土地で育つ子どもたちが、
自らの天命を存分に発揮して、世の中の役に立つ逸材となっていく為には
その人の生まれ持った「能力」のみならず、
それ以上に教育という「環境」が重要なのだとしたら、
私たち社会がすべきことは、能力の「発掘」なのではなく、
教育環境の「整備」なのだと改めて感じます。

長州での環境整備とはどんなことがあるのか、
改めて調べていきたいと思います。

 

 

ミマモリスト
眞田 海