月曜日から火曜日にかけて
職域セミナーが開催されました。
「職域を超えて、一つとなって働いていく為には」
チーム保育という文化を作っていく為に
園長 副園長 主任 副主任 事務長 看護士 調理士 栄養士
用務 子育て支援 様々な職種の人たちが、
それぞれが抱える課題や悩みを皆で話し合い
それぞれの実践例や失敗例などから学びあう姿は
それこそ、一つの組織の中であるべき姿のように感じます。
中々自園ではそれが出来ない。
そんな悩みを乗り越えた方々の声をお聴きしていると
共通するのは
「働く人々が仲良くなれる環境づくり」
についてです。
やはり、仲が良くないと言いたいことを言い合えたり、
お互いの異なる視点や視野の交換や
受容しあったり認め合えたりする機会が持ちづらいようです。
一緒に働いているけれども、
実はその人の個性や性格、その人らしさを知らなかったり、
語り合ったり、一緒に過ごす機会が少なかったり。
すると、仕事はできるけれども協力が出来ない。
そんな風になってしまうそうです。
ある園の事務長さんからお聞きしたのは
「昔は電話一つも事務の仕事だからと取ってくれなかった。
でも今は、一円対話を通じて、お互いのことを知れるし、
仲良くなってきて、今はお互いの仕事や立場のことを分かりあえたり、
知ろうっていう風になったんですよ。
最近は保育士の人たちが、自分が忙しいそうだったりしていると、
代わりに電話を取ってくれたり手伝ってくれたり。
そんな感じなので、僕も保育の現場に入って色々と
言いたいことを言えているんです」
そんなお話でした。
本音を語り合えたり、長所を見つけあったり、
その人をまるごと認め合ったり。
存在に感謝しあえたり。
子どもたちにしてもらいたいことは
やっぱり大人ができるような環境をまずは作っていく。
そんな風土づくりが大切なんですね。
私たちも様々な実践をしていますが、
今一度初心を思い返し、目的から振り返り続けることを大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海