この連休中は、姪っ子たちも集合するようで、私も実家に帰ろうと思っていたのですが、ふと「せっかくだから『貝磨き』を一緒に体験できたらいいな♪」と思いつき・・・
◆クラムアート
先日、「今年の一文字」の磨き初め用に、貝磨き職人の福田さんが送って下さった貝を少し頂き、姪っ子と甥っ子の名前を彫ってみることに。
例年「磨き初め」では、自分たちが鉛筆でかいた「今年の一文字」を福田さんに彫って頂いていたのですが、「今年からは自分たちで彫ろう」ということで、工具もお借りしていたので、そちらを使って、生まれて初めて貝に文字を彫ってみたところ・・・
なんといっても難しい!
最初は、慣れずに「こわいー」「難しすぎるー」「絶対ムリー」などワーキャー言ってましたが、気付けばいつのまにかすっかり集中し、それなりに彫ることができました。^^;
それにしても、いざ自分で彫ってみると、その大変さは勿論のこと、あんなにきれいに皆の貝を沢山彫って下さっていた福田さんのすごさにも改めて気付けたりして・・・
「見てるとやるのは全然違う」「やってみないと分からない」というのを、改めて心から実感。
そして振り返ると、
以前から福田さんは、材料を送ってくれたり、やり方を教えてくれたり、初めてやる方への説明を私たち体験者に任せたりと、「自分がいなくても、皆が自分たちでできるように」というスタンスでいたことが思い出され・・・そんな風に、自立を促す関わり方、働き方は、とても大事なことのように感じました。
自分自身も「私がいないとできない」という仕事にするのではなく、「誰でもできるように」環境や仕組みをつくったり、任せたりと、「自立を見据えた」働き方を大事にしたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子