昨日は、年に1度の健康診断を受診しました。
そんな中、採血をしてくださった方の神対応がとても印象深く残りました。^^
・・・というのも、昔から注射が苦手で、特に採血では、貧血がおきることもこれまで何度かあったため、
採血の前に「これまで採血で気分が悪くなったりしたことはありますか?」と聞かれた際、「あります。いつもベッドで採血してもらってます。」と答えたところ「それでは、準備するので少しお待ちくださいね。」となり・・・
そこまでは、例年と同じような対応だったのですが、今回は同じ部屋にあるすぐ近くのベッドが埋まっていたのか「ちょっと離れるのですが、すみませんね。」と、近くにあった「予備室」で行うことにことになったのです。
そんな中で・・・
「この部屋、寒くないですか?」
「針が刺さる時は、ちょっと痛いのでごめんなさいね。それにしても、気分が悪くなることとか先に言ってくれて、本当に助かります。」
「採血に時間がかかってしまって気分が悪くなる方もけっこう多いんですよ。手をぎゅっと握っていただく方が血が出やすくなって、時間も少し短くなるので、協力してもらってもよろしいですか。」
「あ。私こんな風に話しかけていても大丈夫ですか。」
「終わりましたので、また時間がきたらお声がけしますが、気分が悪かったら遠慮なく言って下さいね。離れた部屋で申し訳ないですが、カーテンの裏にスタッフがいるので、何かあったら声かけてくださいね。」
・・・など、とにかく寄り添いが感動レベルで、気分が悪くなるどころか、安心して採血をして頂き、むしろ心があたたまるほどでした。
そして「先に言ってくれて本当に助かります。ありがとうございます。」と何度も言って下さって、
気分が悪くなることは、もちろん自分にとっても嫌なものですが、周りにとっても余計に迷惑をかけてしまうことになるくらいなら、やっぱり無理や遠慮をせず、自分の今の状態やこれまでのことなど、共有しておくことは思った以上に大事なことのように感じました。
また「周りの人と関わり一緒にやっている」ということでいえば、仕事などにおいても、ひとりで抱え込まず自分の状態など知ってもらうことはお互いに安心が生まれるのだと感じます。
そして逆から見れば、そんな風に自分のことを知ってもらうために遠慮せずにオープンに相手が出せるよう、周りからの言葉がけや寄り添いも同時に必要なのだと、改めて教えて頂いた気がします。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子