昨日、社内でお聞きしたことがあります。
それは「目的」と「目標」の話です。
今の教育は子どもたちに夢を問う際に、具体的な職業を聞くそうです。
「思いやりのある人になりたい」
「やさしいひとになりたい」
そんな人生としての「目的」を
そういうことではなくて具体的なものにしなさいと、
職業に置き換えさせ、「目的」を「目標」に置き換えてしまうそうです。
結局、「経営コンサルタント」と提出すると、OKを頂いたそうです。
「サッカー選手になりたい」「~~になりたい」という職業を夢とした場合
その職業に就いたらどうするのか。
何のために生きるか、どんな人間になりたいのか
そういった「人生の目的」を見つけずに「目標」を「目的」と挿げ替えてしまうこと。
すると、「結果」ばかりを追い求めるようになってしまうかもしれません。
その怖さを感じます。
「目標」と「結果」について
こんな教えがあります。
事あるごとに
「いったい何のためにあるのか」
「いったい何のために生きるのか」
「私心なのか大志なのか」
何を心に描くか。
子ども心を忘れずに、今日も歩みたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海