先日、東京の国立新美術館で開催された絵画の展示会に行ってきました。
きっかけは、ある訪問先の園長先生が絵画の先生をされており、招待券をいただいたことからの御縁でしたが、絵画展というものに行くのは人生で初でしたので、どのような自分と出逢えるのかも楽しみでありました。
最初はどちらかというと「園長先生の作品を探してみよう!」という気持ちが強かったのですが、足を踏み入れてそれぞれの作品を見ているうちに、自分の興味が引き出されていきました。
まるで写真かと見間違うほどのリアルな絵もあれば、幻想的な作品などもあり、絵の一枚一枚に込められたものを感じながら見ていくと、気がつけばあっという間に2時間が経過して閉館時間になっていました。
素人目の私が心惹かれた一枚がこちらです。
女性の表情が美しくて、最初はそこに目が留まったのですが、しばらく鑑賞していた後、右下の方を見てみると…
「!?」
そこには、女性以上に美しいネコの姿があり、思わず目が釘付けになってしまいました。
こちらの作品の名前は「君のそばに」というもので、なるほどやはりこのネコが作品のメインとなっているんだと思うと、あらためて作品全体から伝わってくる雰囲気に面白さを感じました。
私の小学校高学年の娘も、この展示会から帰ってきて、さっそく人形たちを使って絵画展のまねごとをして遊んでいましたが、私自身にとっても印象深い体験をさせていただきました。
貴重な機会をありがとうございました。
ビジョンリスナー
大河内 盛友