学び

BLOG

毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

学び

やれば出来る

4月から娘が入園するにあたり、揃えるものが幾つかあります。絵本を入れるバッグであったり、上履き袋であったり、様々な場面で活躍するスモッグであったり…それらは特に指定はされていませんが、4年前に息子に手作りした思い出が蘇り、今回も挑戦することにしました。

 

しかし実際に、布を購入・裁断・ミシンで縫い上げていく工程に自信はありません。息子のものを作った一度きりの経験はあるものの、その前は学生の頃に授業で習っただけという経験の薄さ。そしてその学生の授業では、猛烈に苦労をして「不向きだ。」と痛感した苦い思い出。思い出すほどに不安が過ぎります。それでも、子ども達が近付いてきては『すごいね。』『ありがとうね。』と声を掛けてくれること。そして1つ1つ落ち着いて進めていくことでカタチになっていくたびに、『丁寧であること』『積み上げていくこと』の大切さを感じられます。

 

もちろん思うままに創り上げることも出来ますが、それでも基本に忠実であること、そしてラクをせずに向き合うことが出来ると、布も、機械も、自分も、上手く噛み合うような気がして気持ちが良い!そして何よりも、誰かに託された何かではなく、自分で「やる」と手を挙げたものだからこそ、最後まで地道に創り上げられたのだと思います。

 

「不向き」と思い込んでいたものも、環境・立場・年齢・キッカケが変わることによって、そうではない自分を知ることが出来るのかもしれません。そして「あれ、意外と…」と思えるところまで行き着くと、自分の眠っていた可能性を発掘した気分になり心地良い!!

 

こんな風に何気ない日常生活の中から「新しい自分」にドキドキワクワクし続けられる大人で在りたいです。

 

 

エールキーパー

秋山有紀子