研修をやってもらうのではなく、こちらがやるのでもなく、
何のために一緒にやるのかということを今日は学ぶ機会となりました。
どうしても、今までの自分自身の働き方の中では、
自分がやるという「代行」とやってもらうという「指示」の
二極化が大きくありました。
これはどちらかが研修を「やる」ということに焦点が当てられ、
自分たちで出来るようになるということにまで焦点を向けられていませんでした。
しかし、当初から同じ目的を見つめ、どうしたらお客様がやりたいことを
お客様自身でやっていけるかということを、一緒になって考えていくと、
どちらかがやるかという話にはなりません。
今、お客様が自分たち自身で判断して、自分たちのやりたいことのために
活用していけることを一緒になって考えていく必要があります。
子どもが何かを目指したいと志したとき、
「代わりにやってあげる」ことも出来ませんし、
「やることを指示」していては指示がある分だけしか動けません。
気が付けば主体は子どもから大人に移り変わることもしばしばです。
本人が自ら自分の判断で切磋琢磨できるように、
どんなことが必要かを一緒に考えてそれを本人が行っていかなければ、
主体はいつまでたっても本人にはいきません。
やってあげ過ぎても、やらなさ過ぎてもいけないということは
子どもも大人も同じような気がします。
本人が目指したいもののために、寄り添うのであれば、
本人がやりたいことを把握していなければ寄り添えません。
話し合わなければ、どうしていくべきかもお互いに分からず、
やってあげる、やってもらうの関係性が作られてしまいます。
その距離感や主体を間違えない自分自身の使い方を
これからも学び、磨いていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海