今の時代、正解や知識はインターネットで調べることが出来ます。
しかし、いくら知識をもっていたり、正解を知っていたからと言って
人に理解させることや伝えることが出来るかというと
それはまた別であることもまた事実です。
子どもたちに対しても、大人同士でも、
相手が素直に聴いてくれるかどうかは、
その人との関係性が大きく関わってきます。
正解や正論はネットで手に入れることはできても、
信頼関係や関係性は手に入れることはできません。
だからこそ、今の時代はこの「関係性」が育まれる環境や、
「コミュニケーション能力」が育まれる環境づくりが
大人に対しても、子どもたちに対しても必要なのだと感じます。
その子の長所を見つけていける力
能力ではなく個性を認め、多様性を認めることが出来る力
人の話を聴くことが出来る力
子どもたちに身に着けてほしいと願うことは
また、大人たちにも同じこと。
そして、自分自身との関係も同様のこと。
自分の何を見て自分と付き合っているだろうか。
能力ではなく個性を認めているだろうか。
他人との違いを多様性と認めているだろうか。
自分の声を聴こうとしているだろうか。
自分との信頼関係も「風通し」が重要ですね。
窓を開け、今の風を感じ、
今という風に帆を掲げ、
自分という船を進めていく。
風があるから船は進むということ。
自分の人生の舵を握っているのは自分だということ。
船を泊めておくことも選択肢ですが、
進まないと悩んだり、苦しんだりするときこそ、
風を見つめていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海