きっと娘はそう思っているでしょう。
もともと性格も正反対の姉と弟ですが、弟が小学生になって2人だけで行動することが多くなり、今まで以上にそう感じているかもしれません。
息子が小学生になってから1ヶ月が過ぎ、言葉には出しませんが「私が弟の面倒を見なきゃ」と張り切る娘と、そんなことは我関せずな息子のでこぼこコンビも、入学当初は意外とうまくいっていたように思います。
ですが、我関せずの息子も娘に怒られ続けたことで不満が溜まったのかもしれません・・・
小学生になり疲れが溜まっていたことも重なったのかもしれませんが、最近になりたて続けに登下校の際にトラブルになり、娘や学童から連絡が入ることが増えました。
私が「弟を頼んだよ!」とプレッシャーをかけすぎたのかもしれないと反省していますが、
朝、「お姉ちゃんに置いていかれた」と息子が泣きながら家に戻ってきてしまったこともあり、とにかく需要と供給のバランスが難しいなぁ・・・と感じています。
息子も、娘のことを頼りにしているのですが、「すぐ怒るのがヤダ」とのこと。
「だって○〇(弟)がなんでも遅いんだもん!!」とまたまた怒り心頭の娘に、
まだ入学して1ヶ月しか経っていなくて3年生とは同じようにはできないこと、
自分も1年生の時はできないことが沢山あったこと、
でもお姉ちゃんがいてくれるからママも弟も助かっているんだよ、だから怒るのではなくちょっと一呼吸おいて様子を見てみよう、
ということを伝えると、「怒らないように頑張ってみる…」との返事。
1年生のうちから色々なことができてしまったお姉ちゃんから見ると、弟が同じようにできないことが煩わしく感じてしまうものなのかもしれません。
何事も最初はうまくいかないのは当然で、むしろ当初はなんとかうまくやっていたことの方が驚きですし、こうやって試行錯誤をしながら2人のバランスをみつけてもらえたらと思っています。
実際、数日経ち、ぐっとこらえて見守っている娘の姿もみられるようになり、2人の様子が変わってきたように思います。
すでに“見守る”を実践しているなんて…すごいです。
やはり子ども同士でも知らず知らずのうちに見守り見守られ、子ども同士で学びながら人の気持ちが分かるようになっていくのですね。
親である私も手や口を出しすぎることをぐっとこらえ、娘のように見守っていきたいと思っています。
美化コーディネーター
眞田 由莉