先日、子どもの小学校の運動会が行われました。
娘にとっては3回目、息子にとっては初めての小学校の運動会。
紅白に分かれて点数を競うという運動会のスタイルは昔から変わっておらず、
自分の子ども時代を重ねては、懐かしい気持ちになるものです。
生徒数が少ないということもあるかもしれませんが、親同士や地域の方、先生方の距離が近く、気軽に話しかけられる関係性ができていることが、この学校に通って良かったと思うことの一つです。
運動会でお昼にお弁当を食べている時には、校長先生が全部の家族をまわって「お弁当おいしい?」「さっきは頑張っていたね!」「おじいさま、おばあさまですか?」など言葉を掛け、談笑している姿がありました。
「校長先生、お昼ご飯食べる時間ないよね…」と、保護者同士で心配になってしまうほど…。
校長先生がよく仰っている「地域のことをよく知り、地域の中で育つ子ども」という言葉。
それを実現するために、まずは自らが地域のことを知り、積極的に繋がろうとしているのだと思います。
そんな姿を見た子どもたちが、自然とそれを真似して伝承していき、昔のような子育ての環境を取り戻せたら…。
それには校長先生だけではなくまず自分が、そういう背中を子どもたちに見せていくべきだと気付かされます。
学校行事を通して、子どもの発達や成長をみるだけではなく、地域とのつながりの大切さを改めて感じる機会となりました。
美化コーディネーター
眞田 由莉