この数週間の週末を通じて
子どもたちの姿から学んだ「縦と横」の関係性。
どちらかに偏らないことの大切さを
学んだように感じましたが、
今日は息子の初めてのレッスンの日。
初心者クラスの一番最初のレッスンを
コーチはどんな風にするのかな?!
と、娘の時には見ることが出来なかった出発地点のレッスンを
今日はゆっくりと見ることが出来ました。
習熟度別にクラス分けされた中で、
一際緊張した面持ちの子たちが集まる最初のスタート地点のクラス。
コーチが何を大切にしているのかは他のクラスと比べると歴然でした。
「楽しさ」「面白さ」
それはスケートに限らず、クラス全般をとにかく楽しく過ごせるようにと
意識しているのが印象的でした。
すぐに練習に入るのではなく、
楽しい準備運動や会話、アクティビティを通して
まずは信頼の場づくりを行い、そこからレッスンへ。
転ぶのに恐怖する子どもたちを前に、
先生が率先して笑いながら転び方を見せてあげると、、、
子どもたちも自然と転んで、、しかも転んだ顔が笑っていて、、、
まずは氷と親しむこと。
転ぶことに親しみ、
起き上がることに親しみ。
子どもたちだけでの練習では、
中々転ぶことや起き上がる練習はしていません。
しかし、どのクラスを見ても、コーチは転び方や
受け身の取り方、起き上がり方などをそれぞれのレベルにおいて
指導している姿を今日は見ることが出来ました。
上手にできることよりも大切なのは
少しでも安心して挑戦できるようにしてあげること。
コーチの姿からそんなことを学ぶ機会となりました。
そのコーチのお陰で、午後の子どもたちの姿があるのだなと
改めて感じる瞬間が沢山ありました。
自分に対しても、誰に対しても、
安心して自分がやりたいことを挑戦できるようにするには
どんな環境や寄り添いが必要なのか。
考えていける自分でありたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海