今日、あるお客様のところで、
こんなお話をお聴きしました。
今になれば、「〇〇こども園さんはいいよね、
指針が変わっても、保育を変えなくていいもんね
と言われますが、昔、見守る保育を始めるときには
相当に苦しんだんです」
「ベテランの自分ほどに変われなくって、その時に
主人が言ってくれた一言に妙に納得して救われたんです」
「今年は行ってきた新人さんたちはゼロからスタートだけど、
ベテランさんは過去の経験が邪魔をするからマイナスからのスタートなんだよ。
だから時間がかかったって当たり前じゃないか」
その御話をお聴きし、人は必ずどこかで苦労をし、今があるのだということを
感じました。
そしてまた、苦しい時ほど誰かが自分を支えてくれるということ。
大変な時は自分しか中々見えなくなる時が多いものですが、
そんな時こそ、頂いている見守りを感じられる素直な心でいられるように
振り返ることを大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海