森を見ていると、色々な木々がひしめきあって生きているように見えますが、よく見てみると、同じ種類の木々がある程度まとまり集まって形成されていることが分かります。
樹木たちは、場所を取り合って競争しているのではなく、お互いに戦わないことで森を広げていく・・・というお話を聴いたこともありますが、もし、場所を取り合って争っていれば、植物はこんな風に世界中に広がっていないのかもしれません。
実は戦った方が楽かもしれない中で、あえて争いを避けて、厳しい環境の中でも適応していくことで広がったとも思え・・・そんな共生の仕方に共感することが多々あります。
よく「こんなところにまで」というような場所に生えて逞しく生きている樹木を見ていたら、尊敬の念が湧いてくるものですが・・・
色々な強さがあることを自然から学んでいきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子