先日、我が家のアイドル(?)の12匹のカブトムシの土替えをしていた時のこと。
触ってもなんの反応もないオスが1匹おり…
どうやらお空に帰ってしまったようです。
夏の終わりにはその短い命を全うするカブトムシですが、寿命を迎えるには早すぎます。
よくよく見てみると、足を1本失い、体も傷だらけではありませんか…。
オス2匹で飼育ケースに入れていたので、どうやら喧嘩をしてしまったようです。
確かにこの2匹はしょっちゅう喧嘩をしていたので、こんなことになるかもしれないとなんとなく覚悟はしていましたが、
弱肉強食とはこういうことかと、まざまざと見せつけられてしまいました。
人間に比べると動物は寿命が短いものですが、その分、限られた時間でどれだけ強い種を残すことができるかという本能が、人間とは比べ物にならないほど強いのだと感じます。
今は室内の飼育ケースに入れられていますが、その限られた人工的な空間の中でも“強いものだけが生き残っていく”という自然界の掟が守られているようです。
ひとつ心残りなことといえば、外の世界を知ることなく死んでしまったことでしょうか。
自然に返してあげるか、はたまた自宅ベランダに大きな蚊帳をセットしてそこに放してみるか…など、子どもたちと相談してみるタイミングかもしれません。
美化コーディネーター
眞田 由莉