人に問いかけるとき、どんな目線でどんな質問をするのか。
それによって、人の返してくる言葉が変わります。
何か悩みを打ち明けられた時、
どんな質問をするのか。
それ次第なのだと感じる経験が沢山あります。
お客様が悩んでいいることに対して、
どんな関わりや環境を用意すればいいのだろうかと
悩んだとき、
「もし子どもが同じように悩んでいた時、どんな風に考える?」
「もし自分の子どもだったら?」
「あなたの大切な人だと思ったら?」
そんな風に質問されたことがあります。
その質問のお陰で、「仕事だから」「大人だから」「他人だから」
といった、様々な自分の枠が取り払われ、
心のままに考えることが出来た体験があります。
そして、その体験が、自分の支えとなり、
何かあるたびにその質問を自分自身にする機会が増えました。
質問力は本人の主体的な気づきを生み、そして
主体性を育む力を持つのだと思うと、
「問う」ということの意味をこれからも大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海