先日ニュース番組が流れていた時のこと。
スポーツ界におけるパワハラ問題が話題で取り上げられており、息子がジッとその内容を見つめていました。どうやら先生(コーチ)にあたる人が選手への暴言・暴力をふるった…という内容は理解したものの、その理由が理解出来なかったようで、その後は質問の嵐でした。
その中でも印象的だったものに「コーチはそんなに偉いのか?」というものがありました。
「選手は試合に出して欲しい、コーチに選んで欲しいと思うから、我慢してきたのかもしれないね。」と私が口にすると「試合に勝ちたい気持ちは同じでしょ。上手になりたい、上手になって欲しい、の気持ちは同じなのに、(立場が)偉い・強い・怖い人がいるって不思議。」と話してくれました。
日々流れているニュースや出来事を眺めている私は、同じ情報を得たとしても「疑問」を抱くことは少ないものです。
ただ息子と居ると「なぜ」「どうして」が入り交じり、その話を広げ深めてみると、7歳が今持っている視点や思考に触れることが出来るようでとても面白いなと思わされます。
子どもだから…と思うのではなく、今話さなければ今見えているものは感じられないと心に留めて、これからも会話を大切にしていきたいです。
エールキーパー
秋山有紀子