明日は子どもたちの学校公開です。
私の頃は「授業参観」なんて呼ばれていましたが、
今は、自分のクラスを観るのではなく、
学校全体を観るように趣旨が変わり、
授業の一つには保護者も学べるような授業が設けられています。
新宿区では、毎回何方かをお呼びして、
講演の時間があります。
フィギュアスケートの鈴木明子さんや
「しんかい6500」コパイロットの池田瞳さん、
そして今年は、多摩動物公園副園長の坂本和弘さん。
子どもたちにとっても、憧れや興味関心の的であり、
前のめりに聞き入っています。
娘が熱心にスケート練習をしているのも、
一年生の時の鈴木明子さんの講演を聴いてから。
当時保育園児だった息子が生き物の図鑑にさらにのめりこんだのも、
池田さんのお話を聴いてからと、
少なからず、子どもたちの行動にも現れることを思うと、
学校公開は子どもたちにとっても意義のある時間となっているように感じます。
大人たちにとっては、
鈴木さんからは、
「親が受け止めてくれた瞬間から私は救われた、変われた」
池田さんからは、
「親がいつも私の夢を認めてくれたから今がある」
など、
親としてどうあるべくかということも
お話の中で教えて頂けるのも有難いことです。
こうやって、教育という現場も、ただ知識を子どもたちに
教え込む場から、学びとれる場づくりへと変わりつつあり、
それは子どもに限らず大人たち、地域も巻き込んでと、
時代は確実に変化していることを実感します。
さて、今年の学校公開はどんな学びが待っているのか。
楽しみです。
ミマモリスト
眞田 海