学び

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毎日更新。カグヤの日々の取り組みをご紹介。

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主体性を邪魔しない環境とは

研修も今や「講師」が主体ではなく

「参加者」が主体となれるように

ワークショップ形式などの研修が増えてきています。

 

テレビ番組も、例えばクイズ番組なども

リモコンを使って自分たちも答えられ、

番組に参加できるようになり、面白みが格段にあがりました。

 

HP作りも、発信者側が伝えたいことをただ発信していくのではなく、

閲覧者が参画しやすいようにと、トップページにクイズ形式で

問題意識を投げかけたりと工夫をしている園さんもいらっしゃいます。

 

お聴きしてみると、

「ホームページにたどり着いた瞬間に興味を引き出せるようにしたい」

 

そんな目的からアイディアを練っていったそうです。

 

そうやって昨今では情報発信の仕方を

如何に相手の主体性や興味関心を引き出せるのかというところに

終始している中で、改めて保育園の行事で思うところに、

子どもたちが通っていた園での「成長展」が思い浮かびました。

 

 

「成長展①」

 

「成長展②」

 

「成長展③」

 

 

成長展③でも触れていますが、

子どもの名前が最初から書いてあれば

親はそこへ行って作品を見るだけですが、

名前が隠されていて、捲ると正解が分かるという

クイズ形式になり、自己採点表を渡されるだけで

一気に自分たちの主体性は上がっていきます。

 

 

そもそも、相手に主体的になれと思っているのではなく、

人は最初から主体的なのだから、邪魔している環境があるのだと

そういった観点が大切なのだと鎌んだようにも思います。

 

情報を受け取る対象が主体的になれる環境のヒントが

各園さんの実践にあるのだと改めて感じます。

 

 

ミマモリスト

眞田 海