チームの形についてドラッガーは、
野球型、サッカー型、テニスダブルス型があり、
①組織としてまだ成熟しておらず、構成員が持つ知識見識、ナレッジなどがまだまだ十分ではない場合は、野球型の組織がフィットする。
②組織が成熟し始め、ある程度自立的、自発的に動いていくことができるレベルになってきたら、サッカー型の組織がフィットする。
③最も高度に成熟した組織になってきたら、テニスのダブルス型の組織がフィットする
と、「ポスト資本主義社会」にあります。
そしてそれぞれのチームの形にはそれぞれの長所短所があることを
藤森先生のブログに詳しく解説があります。
自分たちの組織がどの形態が最も合うのだろうかと考えたとき、
どうも、どれかに選ぶということに違和感を感じます。
テニス型の少人数でないと成立しない点や
サッカー型の固定的なポジションである点を
補う視点はないものだろうか。
それは、自分自身の理解や実践、実体験が不足しているからかもしれません。
そしてまた、この本が書かれた時代から既に四半世紀も
経過しているということからかもしれません。
そしてまた、この書かれた価値観にチームを近づけようとしすぎて、
今あるチームの良さをつぶしてしまうかもしれないと思っているからかもしれません。
型にはまりすぎず、新たな知見を実践や探求から追求してみたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海