先日のリーダー研修で印象的だったのは、
参加者の方々が10近くのグループに分かれ、
グループでディスカッションを行う「グループ討議」についてでした。
毎年この研修では各地から集まったリーダーの皆さんがグループごとに
討議をしていきますが、今年はそのグループで討議した際に出てきた
「疑問・質問」をあるグループが発表すると、
そのあとの5分間で残りのグループが
その答えをまた「討議」し答えるという仕組みでした。
これはとても有効で重要なことだと感じます。
誰かの疑問に講師が答える。
それを参加者が聴いている。
実際には中々当事者意識は生まれません。
しかし、誰かの疑問を自分ごとのように考え、
討議し、自分たちなりの答えを導こうとするプロセスの中にこそ
本来の学びと、リーダーとしての資質があるように感じます。
知っているから答える。知らないから答えないではなく、
知らなくても、分からなくても、一緒に考えて相手に寄り添うということ。
その大切さをリーダー研修から学ぶ機会となりました。
また、このような研修が出来るのも、同じ理念、考え方で日ごろを過ごす、
GT会員さん同士だからこそできる研修なのだと感じます。
ミマモリスト
眞田 海