毎月、初心会議の朝には、皆で人間学を学ぶ月刊誌「致知」を読み、自身の実践と照らし合わせながら、皆で感想を共有し学び合う「社内木鶏」を行っています。
◆社内木鶏
https://www.chichi.co.jp/study/contentsstudy/shanaimokkei_about/
今月もこちらのブログで感想文を発信していきたいと思います。
致知の1月号の記事の中から、今回私が選んだ記事は「人生を照らす言葉」です。
鈴木さんの記事の中で「人が成長し続けるためには、苦しみや悲しみは死ぬまでなくなることはないでしょう。しかし、それはただの苦しみや悲しみで終わるものではなく、同時に大きな喜びを含んでいることを決して忘れてはいけません」と言う言葉が印象に残りました。
嬉しいことや悲しいことがあると、そこに感情が引っ張られますが一歩引いて見ると、気づかなかった視点に気付かされることがあります。正月、親戚が集まり、もうすぐ定年になり、仕事のモチベーションのことなど叔父や叔母から話を聞いたり、従妹は試験前でその後には実習がある話など、それぞれがそれぞれの事情を抱え日々過ごしていることを感じました。
年代も抱えているものも異なりますがその思いに馳せると、鈴木さんの言われる、人が成長を続けるために苦しみや悲しみは死ぬまでなくならないでしょうということが、心に染み入って感じます。
今回の致知の巻頭言に浅利慶太さんのことが書かれていました。浅利さんが、劇団四季の創設メンバーであったことを今回はじめて知りました。
12月末、ちょうど劇団四季の舞台を観に行く機会がありました。観に行った内容はディズニーアニメのアラジンの舞台でした。ディズニー映画など幼少期観たことがなく、舞台を見に行く前にDVDを借りてみました。チケットを予約しても観覧まで半年待ちで、劇団四季の名前は何度も聞いたことはありましたが、そんなにも人気のある劇団なのかということも知りました。
今回はじめて舞台を見て、また行きたいと思うほど惹きつけられ、スタンディングオベーションというのも初めて体験し、観覧されている方々は皆、口々に面白かったと言っていました。
浅利さんの「演劇を通じて日本を世界身に冠たる文化国家と言われるようにしたい」という夢を、私自身舞台を通じて、感動という形で浅利さんの夢を感じました。
劇団四季を立ち上げた当初は10人程が今では、日本を代表する劇団となり、浅利さんの夢が今もなお輝き、その夢を感じられたことは幸せなひと時でした。
日々様々なことが起こりますが、良い悪いだけではなく、人の心に灯を照らせるような、そんな生き方を目指していきたいと思います。
ミマモルジュ
奥山 卓矢