先日発表された世界幸福度報告2019.
https://www.huffingtonpost.jp/entry/world-happiness-ranking-2019_jp_5c906a19e4b071a25a85e44c
世界幸福度報告について調べてみると
何を基準に調査をしているかというと、6つの項目を基準に
質問をしていっていることが分かりました。
(1)人口あたりGDP(対数)、
(2)社会的支援(困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)、
(3)健康寿命、
(4)人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)、
(5)寛容さ(過去1か月の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか)、
(6)腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)
日本はこのうち人生の選択の自由度(64位)、
寛容さ(92位)が足を引っ張ったとみられるという報道記事を目にかけます。
この「寛容さ」とは何を指すかというと前述のとおり
「過去一か月間の間にチャリティ等に寄付をしたことがあるか」
という観点です。
確かに、日本のチャリティ文化は他国と比べると成熟していないところは
あるかもしれません。
私自身、自分で稼いだお金や親からもらったお金を、家族や友人などの
知人との関わりの中で使うことはあっても、寄付という使い方は
それほど大きな金額として積みあげてきた経験がありません。
先日は、お台場で外国の人に声を掛けられ、カードと許可証のようなものを見せられ、
恵まれない子どもたちに寄付をと言われて渡しましたが、
ここ数年はやっている大規模な募金詐欺であるとは、さっぱり知りませんでした。
寄付文化に馴染みがないので、私の見る目も全然育ちません。。。
寄付という文化が最も浸透している国は「ミャンマー」であり、
次にアメリカ。日本は102位。
人口の多さや経済力から個人寄付総額の最も大きい国はアメリカとなっています。
寄付文化が定着しない要因の一つには
「『実際に役だっているとは思えない』と答えた人が35.4%ともっとも多く、『寄付先への不信感・信頼度が不足している』32.5%、『十分な情報がない』15.2%、『手続きがわかりにくい』9.4%などの順になっています」
と2017年の幸福度報告について調べた記事に声がありました。
しかし、「寄付文化」と「幸福度」の因果関係については
中々私自身の理解が進んでいません。
また、そもそも日本にはどのような「寄付文化」があったのでしょうか。
子どもたちに何を残していくことが子どもたちの幸せになるのか。
また、調べてみたいと思います。
ミマモリスト 眞田 海