私が子どもの頃のゲームといえば、
ファミコンやプレイステーションなどでした。
対戦する相手は、コンピューターか、もしくは
隣にいる友人。
しかし、今の時代はインターネットを通じて
世界中の人と対戦したり協力するゲームが主流です。
昔のようにゲーム機とユーザーが対峙して遊びが成り立っていた図式から、
ゲーム機はユーザーとユーザーを結ぶ役割へと変化してきました。
これは、ビジネスの世界でも共通しているところがありますね。
企業とユーザーが直接行うビジネスだけでなく、
ユーザーとユーザーを結び、ユーザー同士の利益を生み出す企業が
増え、ブロックチェーンの登場により今後益々増えるのではないでしょうか。
社会が成熟する中での正常な道筋なのかもしれません。
どちらにしろ、私たちの幸福や生きがいを感じる感性は、
人と人とのつながりを求めているのだと思います。
どんなことでも繋がりやすくなった世の中で、
しかし同時に繋がりが持てずに求める人々がいる。
技術は革命が起きましたが、
教育の革命はこれからです。
私たちは、多様化した現代の社会に合わせて
繋がりを作れる社会性や教育そのものも、
EQ(Emotional Intelligence)やSQ(Social Intelligence Quotient)
を高めていく教育の時代に入ったのだと感じます。
時代と時代の架け橋にいるというのは、なんだかとても楽しみであり、
ラッキーなことだと感じます。
ミマモリスト 眞田 海