先日、ある協会で開催された医療セミナーに参加してきました。
もともと私は、以前、自然食に関する仕事をしていたことがあり「万病一元、血液の汚れより生ずる」ということや、現代の医療が「対症療法」であり、根源をよくしなければ本来の治療にはならないという知識は頭の中にありました。
その大本となる『食』は「人を良くする」という字を書き、何よりも食生活は健康の基本であると言われます。
保育園などでも掲げられているかもしれませんが、日本の伝統的な『和食』をあらわす言葉として「まごわやさしいこ」というものがあり、
今、世界的にもこの和食が注目されているということは、私たち日本人が「本来の食の在り方」を見つめ直す時期に来ているのだろうと思えます。
また、先日のセミナーでは改めて「少食」について学び直すことがありました。
『腹八分で医者いらず、腹六分で老いを忘れる、腹四分で神に近づく』
ヨガの教義ではこのように言われるそうですが、人を良くするはずの食も食べ過ぎれば毒となるということを自分自身も見直していきたいと感じました。
食は、農や医に通じ、経済に繋がり、その先の意図に密接に関わっているからこそ、子どもたちの未来のために「食い改める」に本腰入れて取り組んでいきたいと思います。
ビジョンリスナー
大河内 盛友